火守 新書 – 2021/12/20 劉 慈欣 (著), 池澤 春菜 (翻訳), 西村 ツチカ (イラスト) 中国SF『三体』の劉慈欣、唯一の物語絵本。星を旅する物語。 人はそれぞれの星を持っている。病気の少女のため、地の果てに棲む火守の許を訪れたサシャは、火守の老人と共に少女の星を探す過酷な旅に出る--。世界的SF作家が放つ、心に沁みるハートウォーミングストーリー。 (本文より)サシャは東の孤島に立っていた。彼をこの世界の果てに放り出した帆船が、海と空の境界線に消えていく。最東端の島は、海に露出した錆さびた鉄片のようだった。周囲には命の気配すらない。 サシャは島の奥に向かって歩き出した。何日も船酔いに苦しみ、いまだに足下がおぼつかなかったが、小さな
宝石商リチャード氏の謎鑑定 1-9卷 集英社オレンジ文庫 辻村七子 フォーマット : 本 出版社 : 集英社 発売国 : 日本 美しき宝石商が解き明かす、人の心のミステリー。 公務員志望の堅実な大学生?中田正義は、酔っ払いに絡まれていた美貌の外国人?リチャードを助ける。彼は国内外に数多の顧客をもち、スーツケースで飛び回る敏腕宝石商だった。 誰にも言えないいわくつきの指輪を隠し持っていた正義は、リチャードに鑑定依頼することに。 祖母が死ぬまで大事にしていたその指輪にこめられた秘密とは???? ――ピンク?サファイア、ルビー、アメシスト、そしてダイヤモンド…。 顧客たちの心の曇りを晴らし、輝きで満たす、4つの連作短編集。
文庫 円 劉慈欣短篇集 圆 劉慈欣/著 根室でくすぶっている幸司のもとに、幼馴染みの裕司が現れる。子どもの頃から悪ガキコンビとして知られ、つるみながらも憎しみあっていた。 東京で極道になった裕司は、組から数億の金を掠めとって根室に消えた敬二を一緒に捜せと脅してくる。 極寒の地で、断てない腐れ縁を抱えた大人たちのドス黒い欲望が剥き出しとなり、救いがたき惨劇が始まる――。 『少年と犬』で注目を集めた直木賞作家、魂も凍りつく暗黒小説の傑作が新装版で登場!
ちいかわノート (講談社文庫) 平装-文库 – 2023年 5月 16日 ナガノ (著) いつも一生懸命なちいかわと、友だちのハチワレ、うさぎなど、個性豊かなキャラクターたちが人気の「ちいかわ」。 その「ちいかわ」たちの世界が、文庫本仕様のノートになりました。 日々のできごとや、映画や舞台、展覧会などの感想、グルメや旅の記録などなど。 なんでも自由に書き込んで! 世界でただ一冊の「本」ができあがります。