世界*初の写真集、トルボット『自然の鉛筆』。待望の完全日本語版。 写真術の発明者のひとり、ウィリアム?ヘンリー?フォックス?トルボットが著した『自然の鉛筆』 (1844?1846年)は、世界*初の写真集と位置づけられています。本書は、写真術の発見に至るまでの経緯やその重要性をトルボット自ら記した文章と、 写真図版一枚一枚に添えられた撮影にまつわる文章の、初の完全日本語訳となります。 『自然の鉛筆』の24枚の写真図版はすべて、元トルボット?ミュージアム館長のマイケル?グレイ氏の監修によるものです。 氏は、可能な限りトルボットのオリジナルの紙ネガを元の素材として印刷用データを作成してきました。 その貴重なデータにより、かつてない精緻なディテールと豊かな階調をそなえた原寸大の図版で、当時のプリントの状態が