『坂口安吾全集』全17巻(筑摩書房)の編集委員である著者が、月報に連載した坂口安吾論170枚を*部に、2005年の論考「坂口安吾のアナキズム」や2010年に米国の安吾論集に寄稿した「合理への「非合理」な意志」、1975年の著名な評論「『日本文化私観』論」などを収録、大幅改稿による柄谷安吾論の集大成として刊行。著者の安吾論にはこれまで『坂口安吾と中上健次』(太田出版、講談社文芸文庫)があるが、本書が初の単独の安吾論集であり、7割以上が初めての単行本収録となる。 自ら*人たらんとした安吾的精神、戦争をはさんで書かれた、日本人の自己欺瞞を鋭く突く安吾の言説の、今もアクチュアルな意味あいを抽出し、虚飾を排したその文学の全体像を描く評論集。 出版社: インスクリプト;第四六版(2017年10月14日) 出版
単行本: 336ページ 出版社: 早川書房 (2020/6/18) 言語: 日本語 ISBN-10: 4152099488 ISBN-13: 978-4152099488 発売日: 2020/6/18 商品の寸法: 13.4 x 2.8 x 19.4 cm 人類に絶望した天体物理学者?葉文潔(イエ?ウェンジエ)が宇宙に向けて発信したメッセージは、三つの太陽を持つ異星文明?三体世界に届いた。新天地を求める三体文明は、千隻を超える侵略艦隊を組織し、地球へと送り出す。太陽系到達は四百数十年後。人類よりはるかに進んだ技術力を持つ三体艦隊との対決という未曾有の危機に直面した人類は、国連惑星防衛理事会(PDC)を設立し、防衛計画の柱となる宇宙軍を創設する。だが、人類のあらゆる活動は三体文明から送り込まれた*微スーパーコンピュータ?智子(ソフォン)に監視されていた! このままでは三体艦隊との 終末決戦"に敗北することは必定。絶